エクステンション

横浜へ娘とお参りに行った帰りに、ハイランドでエクステンションを買おうと店へ行った。ら、2-3千円だと思っていたのが、なんと12000円。わー。そりゃーなんぼなんでも買えんでー。

仕方なく、まー、他にも欲しかったグリップ滑り止めの「シリコンカバー」を買った。2000円。

いろいろ悩んだあげく、作ることにした。お店で見せてもらった「メッズ専用じゃないやつ」は、大きな図体であった。それをヒントにして、考えた。

ホームセンターでそれらしい材料達を買った。

帰宅してさっそくやってみると、買った二種類とも、やはりネジは合わない。ま、そんなうまくいくハズがない。メッズも専用のネジ山を使用しているので、合う方が奇跡だろう。お金に余裕ができて、正式にエクステンションを購入した時に、ネジ山がつぶれていたら困るので、無理はしない。ネジ案はボツである。

パイプ案。底ありタイプでやってみた。途中までやった。中止。

底なしタイプでやってみた。この方がキューが長く入るので、グラグラ感が少ないはずなので、これでゴー。穴のサイズを狭めるためにみろいろテストを繰り返し。ゴムをさまざま貼ってみた。接着剤を内側に塗って固める方法とかもした。結局、薄いゴムを円周の内側の60%くらい貼る、で決定。進めてみた。

その間にも、ラッカーをスプレーして、とか。ここでキューをカットして、とか。いろいろ考えながらやっていた。

でもなーなんか、ゴッツイ感じがする。スマートじゃない。おおげさである。そこで、底ありタイプを試してみた。スマートである。もーこれで決定である。

パイプの内側に薄いゴムを貼るのは、グラグラ感がどうしてもあるので、プレーキューの最尻部にテープを巻いた。キューはわずかに円錐形の角度がついているので、微妙に位置をずらして巻いた。

底ありパイプを試してみると、なかなか良い。良い、というほど良いわけではないが、まー許容範囲である。

工程
(1)
底ありタイプのプラスチックパイプの底の中心に6.5mmの穴をあける。
(2)
キューをカットする部分の糸巻き部分に、ほつれ予防の接着剤を塗る。
(3)
キューの糸巻きのすぐ後ろと、接着剤で固まった糸巻き部分で、キューを切断する。ロングタイプは25cmなので、25cmで。ただし、切り口は水平にする。万力が無いので、やや傾くが、仕方が無い。
(4)
キューの切り口の中心に、5.5mmの穴をあける。ただし、穴は垂直にあける。これも万力がないので、やや傾くが、仕方がない。
(5)
底ありプラスチックパイプを、6mmのネジで、キューに接続する。
(6)
キュー尻に、ゴムクッションを接着剤で貼る。
(7)
形は完成。
(8)
キューにマスキングをして、底ありプラスチックパイプと、キュー尻部分に、カラースプレーで着色。
(9)
乾燥させて、完全に完成。
(10)
プレーキューのキュー尻に、透明荷造りテープを巻く。位置は、最尻部から1cmあけて、テープ幅2cm。巻く厚さは、テストしながら巻く。(1メーター程度の長さを巻いた。厚みは約1mm未満)

できたできた。見た目も、まーまーであろう。あのままゴッツイのでやってたら、ビリヤード場で、ちょっと恥ずかしい思いをせねばならんところだ。これなら「どこで買ったの?」てなもんであろう。まさか、自分で作ったとは普通、思わんわなー。

制作費は、1600円くらい買ったけど、テストの結果、最終的に使った材料は200円程度。1600円のうちの、カラースプレーや接着剤はほとんど残ったのでまたどこかで使おう。

もー乾いたかな?