タップ交換の仕方メモ

(1)
少し細かいサンドペーパーを平面に置いて、タップの底面を、軽くこすって、でこぼこを無くして「水平と平面」にする。底面のコーティングを削り取る意味もある。

(2)
シャフトについた古いタップを1mmほど残して、カッターで切り落とす。

(3)
さらに、残った古いタップを、カッターで慎重に少しづつ削り、99.8%削除する。小刀で竹トンボを作るような持ち方で良い。

(4)
少し細かいサンドペーパーを平面に置いて、足で固定する。

(5)
シャフト尻を左手でつまみ、垂直にして、先角を右手で持ち、円を描くように、サンドペーパーで先角を水平に削る。シャフト尻は必ず固定する。先角はわずかに球面になるはずだが、十分許容範囲だ。
今、思いついた。石器時代の火起こしみたいに、シャフトをまわす。シャフトが動くかもしれないなー。やってみないとわからない。

(6)
濡れた雑巾などで、削りあとをキレイにする。

(7)
先角ギリギリにセロテープを巻き、先角を接着剤から守る。先角からは絶対に出ないようにする。接着時にセロテープがタップにあたらないように。

(8)
タップ底面と、先角面に、瞬間接着剤を均一に塗る。多すぎないように、でも、塗り残しのないように、のばす。

(9)
タップと先角を接着し、指でギューッて圧力かける。

(10)
動くうちに、タップと先角のセンターを正確に位置する。

(11)
接着剤の硬化中。たっぷり時間かける。

(12)
木板を下に敷いて、シャフトを垂直に立てる。

(13)
カッターで、先角とタップの直径を揃えるように、ザクザク慎重に削る。360度回転で2、3回、行う。

(14)
タップのバリを削除し、タップを10円のまるみにアールをつける。

(15)
実用完成。

(その後)
タップ周囲を細かいサンドペーパーで仕上げ、ミルクを付けて磨き、保湿膜をつくる。
チョークなどは、現場でやれば良い。

以上、メモ終わり。