写真のグレード

ここ東京都調布市のローカル番組を観ていると、なんだかいかにもローカルっぽい映像だ。これなら絶対にボクにも撮れる。というかボクの撮った写真と、ほぼ同じグレードだ。ボクはなんにも考えずに撮っている。東京での記録として残しておきたい、まさしく、東京タイムカプセルなので、後で振り返った時に「映像の美しさにこだわって、しょうもない事したなぁ。もっとバチバチいっぱい撮ったら良かったなぁー」というのが嫌なのだ。いわゆる「つくりごと」になるのが嫌なのだ。だから本当に、バチバチ撮りまくっている。でも、テレビカメラは、ちゃうやろ。なんでかなぁ、なんでかなぁ、と考えていたが、判らない。腕か?NHKなんかを観ると、映像が非常に美しい。なんてことない場面でも、すごく美しい。黒が黒で絞まっている。空が異常に飛んだりしていない。木立や庭などを観ても、すごく魅力的だ。先日観たNHKの番組でも、人物の斜め後ろからライティングをしている。何気ない効果だけど、すごく工夫している。そして、ライティングという見地からみてみると、判らないなりに、すごくおもしろい。メジャーな民放でも、やはり美しい映像が多い。やはりこれは、予算的な事が原因なのかなぁー。たぶん、あのカメラマンは、プロではなきて、記事を取材に行く人が、カメラマンも、せりふも、いろいろ役割を兼ねているんだろうなぁ。